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2017.08.28(月)
17RSK北信越大会5
RSK北信越大会最終日。

私は早起きが苦になって来た3日目です。

今日も朝7時から1時間半の練習をし試合に臨みました。










遠征4日目にしてもいつも通りの動きでした。


試合は町田愛理亜、山森姿月の準決勝と村上稜真の順位決定戦です。

愛理亜、姿月は勝てば全国大会の掛かった大一番ですが、互いにこれまで一度も勝ったことのない、しかも大差の敗北の相手でした。

少なくともこのカテゴリーでは絶対的に強い1シードと2シードに対して、無力感を感じた状態でコートには入って欲しくなかったので試合前に“セリングマン博士の犬の実験”の話をしました。(気になる方は是非検索してみて下さい。)
今日の相手に関しては“できないを学習している可能性”があったからです。


今から7年前、同じこのRSK北信越にてウエヒルから坂本曜隆(てるたか)という選手が出場していました。テルは首尾よく決勝まで進みました。
決勝の相手は当時絶対王者の富山の選手。
彼は前年に全国小学生大会で優勝し、この大会の直後にあの錦織選手と同じように盛田ファンドでアメリカ・フロリダのIMGに2年間の留学が決定する程の選手でした。

ほとんどの北信越大会でテルはその選手に苦渋を味合わされました。

決勝に入るテルに、彼に勝てるかと聞くと“無理です”と。これは既に無力感を学習しており、いわゆる“同じ土俵”に立てていません。

私はすぐさま同じ話をしました。
そしてテルの目の奥に活力が見えました。

その決勝の結果は6ー4、1ー6、1ー6。
残念ながら負けましたが初めてセットを取り、セカンドセット以降、劣勢なスコアにもめげず、挫けず、諦めないテルの姿を目を細めて観ていました。

“勝つこと”は大事な事、しかしその前に自分のベストを求め、己に勝つ心の大切さを彼から学びました。

同じ様なシュチュエーションを感じながら今日の彼女達に同じ話をし送り出しました。

指導者が試合前に伝える事はその試合に活力になり、試合後に話す事は今後のモチベーションになります。
勿論、的を得ていればの話です。
指導者の善し悪しに直結する事です。
ちなみにこの年全国に行ったのはこのテルと現在ウエヒルでコーチをしている山崎大貴です。


さて、試合は。

山森姿月の準決勝は富山県の2シードの選手に1ー6、1ー6で負けました。

常にオーバーパワーされ、コースも読めず、サーブレシーブの差も歴然。昨日の2試合、姿月はファースト1ー6と0ー6から逆転してますから、それを警戒してか大差のついたセカンドも声を出し引き締められ隙も全くありませんでした。
取ったポイントは相手のエラーのみ。姿月のエースは振り遅れの1本のみだったと思います。

完敗です。自分のパフォーマンスが出せるか?の次元では無く出させてもらえない時空の違いがありました。


町田愛理亜の準決勝は石川県の1シードに1ー6、6ー4、3ー6で負けました。
序盤から相手のプレーがキレキレでした。愛理亜も正直何もできずさせてもらえない状態でした。

セカンドに入り、相手のボールにアジャストし始め3回のラリーが5回になると相手もエラーが増えて来ました。
エラーが増えると僅かにボールを置きだす。置きだすと愛理亜に打てるボールも増える。いわゆる相手のボールに少しの隙が生まれそこを突く。

セカンド5ー4でセットポイント2本。相手の緩いセカンドサーブを攻める事が出来ずデュース。そしてまたアドバンテージのセットポイントから、今度はセカンドサーブをストレートに叩く。しかし僅かにサイドアウト。デュース。
相手の凡ミスから4回目のセットポイント。ここもセカンドサーブになり、是が非でも叩いてくれと思ったらダブルフォルトでセカンドを取る。

ファイナルセットも常にリードで3ー3まで。

しかしここから愛理亜に凡ミスが増えると形成が逆転。
今度は愛理亜の置いたボールをしっかりと相手に攻められました。
流石巧者。その隙を見逃してはくれませんでした。


2人共、負けはしましたが決して諦めた試合はしませんでした。投げる、捨てるはありませんでした。特に愛理亜は最後まで勝つ為の意識、自分を信じていたと思います。
愛理亜は試合後しばらく涙が止まりませんでした。
姿月と愛理亜はこれで同門の3位決定戦となりました。

村上稜真の順位決定戦は石川県の選手に1ー8で負けました。


愛理亜と姿月のコートとは離れていたので3ゲーム程しか見られませんでしたが相手選手の多彩なネットプレーやドロップショットなどで散らされました。
稜真自身は良いボールを打っても彼にダメージは少なくなかなかボールが浅くする事ができませんでした。



愛理亜と姿月の3位決定戦は愛理亜が8ー4で勝ちました。

残念ながら今回は2位まてが全国の切符なので消化試合の様相がありますが2人にはガチで決勝よりいい試合にして欲しかったです。

可もなく不可もなくな試合でした。
やはり少し緊張感が切れたか凡ミスも多かったしサーブレシーブのミスが少なくは無かったです。







村上稜真の7・8位決定戦は福井県の選手に8ー2で勝ちました。

さっきの試合よりは声も出て躍動的でした。攻め方も良かったですし深いボールに対してのライジングが引いて打ってない事が良かったです。

特にサーブに課題が残りますが稜真はこの大会、全て年上の選手に余り力負けする事無く対等にできるシーンが多かったです。
しかし男子の優勝は同学年の選手です。
彼の背中を常に見つつ駆け上がって欲しく思います。








愛理亜はこの大会は今年で卒業ですが、稜真、姿月は来年も出場できます。
来年は今年以上の成績が残る様、また1年頑張るのみです。











今回も金曜日Aクラスの皆様にはコーチ変更させて頂き、そしてご理解頂きありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。