2017.11.26(日)
Jrチーム4、長野遠征
お世話になります。山森です。
11月25日・26日の土日にJrチーム4の矢原明弥(小6)、宮前雄也(小5)、平野壱真(小5)、米林翔(小5)、保志場美空(小5)、川西飛生(小3)、源拓真(小3)の7人と長野県松本のエムスタイルに遠征に行きました。
内、壱真、翔、飛生、拓真は初の泊まりの遠征です。
来月でウエヒルでのコーチ業も最後になる私としては、このJ4クラスの選手を連れて一度は遠征に行き、選手の成長を促したいと思っていました。
選手の成長を促す手段の1つとして遠征は最重要と考えてきました。遠征には選手として資質が問われるシーンが多面にあります。
皆んなとの協調性、時間を守るという最低条件、数多く行う試合とそれらから出る課題の構築と整理、待ち時間の時間の使い方、食事や休息などのバランス、他所属の選手を観る事や強い選手に対しての免疫をつける、何事も親に頼らず自発的に行動する、などなど。
特に宿泊を伴う遠征には選手が成長する要素がそのものの時間と共にあります。
そんな経験をこれまで上位の選手を中心に行って来ましたが、なかなか連れて行けない下位の選手も前々から経験させたいと思っていました。
先の全国選抜でこのクラスから3名の北信越選手が出た事は本当に喜ばしい事で今後更に多くの経験をして北信越大会に向け彼らのイメージやテリトリーを広げる行動を起こしていかなければなりません。
ジュニアチームが始まった16年前は試合のシーズン以外は平均で月に二度は遠征に行っていました。
行く先も日大、亜細亜大や全国優勝高校などや冬場は太平洋側の気候のいい所を選び関東や東海、関西など車で行ける所はよく行きました。
遠征の重要性は福井・仁愛高校の名将、吉田先生に教わりました。
ジュニアチームが始まった頃、どうしても強化するスピードを早めたかった自分はこの田舎で強く、全国でも上位常連の仁愛高校の吉田先生に初対面でありながら図々しくもお話させて頂きました。
吉田先生は初対面の私にたくさんの事を教えてくれました。
その中で仁愛高校は年に20程の遠征をする事、吉田先生は九州までも車で移動し、選手の為になるなら昼夜問わずとの事でした。
それから今日まで、可能であれば遠征に行きました。ちょうどジュニアチーム開講にあたり購入したマイカーの7人乗りのワンボックスは21万キロです。
内2/3は遠征だと思います。
しみじみと、よく走りましたし、最後まで事故無くたくさんの選手と様々な時間を共有しました。
その最後の遠征ですが、25日の早朝6時にウエヒルで待ち合わせ出発しました。
上の選手を連れて行く場合はほとんどが車に乗った瞬間に寝ますが、ほとんどが初のこの若い選手達は早朝からテンションが上がってました。
DVDで笑い、ゲームで盛り上がりました。結局会場までの3時間半、誰一人寝る事無く到着しました。
車の中でやるゲームは私を含め8人がお題に対して1つずつ出し合うゲームをします。今回は“野菜”と“海の中の生き物”だったのですが、ある選手がとうとう出なくなりなんと『たこつぼ〜』と。
最初はなんのこっちゃ解りませんでしたが、たこつぼ?、、、あぁ蛸壺かと。
蛸壺を生き物の思っていた様でこれには皆んなで大ウケしました。
肝心の試合ですが初日は1人が6〜4試合しました。
初めてのコートで初めての対戦相手。最初は皆んななかなかパフォーマンスが発揮できず、何名かは悪態を垂らしたので喝を入れました。
しかし時間や回数と共に自分の力も出て来て、勝敗問わずにいい試合もありました。







初日、終了の挨拶をした後は食事です。
皆んなにアンケートを取った結果、2人がラーメン、5人がファミレスとなりました。
まず先に2人のラーメンに連れて行きます。

早々に食べて次はファミレスです。

そしてホテルにチェックイン。
フロントで今日の反省と明日のスケジュールのミーティング、就寝時間は9時、朝は6時半起床でした。
9時過ぎには彼らの部屋を見まわりに行き、ドアスコープを逆から覗き、消灯を確認しました。
私としては皆んなテンションが上がり夜ふかしして翌日の練習試合が疎かになる事を避けたかったのですが、皆んなそこはしっかり実践しました。
ホテルに忘れ物したり、自宅にテニスノートを忘れたり多少のミスはありましたがこの小さなミスも必ず次にはミスにならない経験にしてほしいです。
2日目は1人8試合〜10試合しました。
おそらく彼等初の経験だと思います。
いくらテニス好きでも飽きてしまう試合数ですが彼等は頼もしくもやり切ったと思います。
試合に入らない選手は練習です。


そして帰りの車中は1時間程の反省会です。
その中では自分のテニスを誰がサポートしてくれているか?人に感謝する気持ち、そして今後の自分のテニスをどう確立して行くかなどを話しました。
毎回、毎回の遠征をこの様に過ごして来ました。
特に今日は最後かと思うと、これまでの選手達との思い出が、重なり重なり思い出しました。
所詮、私の言葉足らずな話の中で、彼等はどれだけ理解し役立つかは疑問ですが、極力彼等の力になるよう、イメージになるよう話をしたつもりです。
彼等の成長に期待します。
11月25日・26日の土日にJrチーム4の矢原明弥(小6)、宮前雄也(小5)、平野壱真(小5)、米林翔(小5)、保志場美空(小5)、川西飛生(小3)、源拓真(小3)の7人と長野県松本のエムスタイルに遠征に行きました。
内、壱真、翔、飛生、拓真は初の泊まりの遠征です。
来月でウエヒルでのコーチ業も最後になる私としては、このJ4クラスの選手を連れて一度は遠征に行き、選手の成長を促したいと思っていました。
選手の成長を促す手段の1つとして遠征は最重要と考えてきました。遠征には選手として資質が問われるシーンが多面にあります。
皆んなとの協調性、時間を守るという最低条件、数多く行う試合とそれらから出る課題の構築と整理、待ち時間の時間の使い方、食事や休息などのバランス、他所属の選手を観る事や強い選手に対しての免疫をつける、何事も親に頼らず自発的に行動する、などなど。
特に宿泊を伴う遠征には選手が成長する要素がそのものの時間と共にあります。
そんな経験をこれまで上位の選手を中心に行って来ましたが、なかなか連れて行けない下位の選手も前々から経験させたいと思っていました。
先の全国選抜でこのクラスから3名の北信越選手が出た事は本当に喜ばしい事で今後更に多くの経験をして北信越大会に向け彼らのイメージやテリトリーを広げる行動を起こしていかなければなりません。
ジュニアチームが始まった16年前は試合のシーズン以外は平均で月に二度は遠征に行っていました。
行く先も日大、亜細亜大や全国優勝高校などや冬場は太平洋側の気候のいい所を選び関東や東海、関西など車で行ける所はよく行きました。
遠征の重要性は福井・仁愛高校の名将、吉田先生に教わりました。
ジュニアチームが始まった頃、どうしても強化するスピードを早めたかった自分はこの田舎で強く、全国でも上位常連の仁愛高校の吉田先生に初対面でありながら図々しくもお話させて頂きました。
吉田先生は初対面の私にたくさんの事を教えてくれました。
その中で仁愛高校は年に20程の遠征をする事、吉田先生は九州までも車で移動し、選手の為になるなら昼夜問わずとの事でした。
それから今日まで、可能であれば遠征に行きました。ちょうどジュニアチーム開講にあたり購入したマイカーの7人乗りのワンボックスは21万キロです。
内2/3は遠征だと思います。
しみじみと、よく走りましたし、最後まで事故無くたくさんの選手と様々な時間を共有しました。
その最後の遠征ですが、25日の早朝6時にウエヒルで待ち合わせ出発しました。
上の選手を連れて行く場合はほとんどが車に乗った瞬間に寝ますが、ほとんどが初のこの若い選手達は早朝からテンションが上がってました。
DVDで笑い、ゲームで盛り上がりました。結局会場までの3時間半、誰一人寝る事無く到着しました。
車の中でやるゲームは私を含め8人がお題に対して1つずつ出し合うゲームをします。今回は“野菜”と“海の中の生き物”だったのですが、ある選手がとうとう出なくなりなんと『たこつぼ〜』と。
最初はなんのこっちゃ解りませんでしたが、たこつぼ?、、、あぁ蛸壺かと。
蛸壺を生き物の思っていた様でこれには皆んなで大ウケしました。
肝心の試合ですが初日は1人が6〜4試合しました。
初めてのコートで初めての対戦相手。最初は皆んななかなかパフォーマンスが発揮できず、何名かは悪態を垂らしたので喝を入れました。
しかし時間や回数と共に自分の力も出て来て、勝敗問わずにいい試合もありました。







初日、終了の挨拶をした後は食事です。
皆んなにアンケートを取った結果、2人がラーメン、5人がファミレスとなりました。
まず先に2人のラーメンに連れて行きます。

早々に食べて次はファミレスです。

そしてホテルにチェックイン。
フロントで今日の反省と明日のスケジュールのミーティング、就寝時間は9時、朝は6時半起床でした。
9時過ぎには彼らの部屋を見まわりに行き、ドアスコープを逆から覗き、消灯を確認しました。
私としては皆んなテンションが上がり夜ふかしして翌日の練習試合が疎かになる事を避けたかったのですが、皆んなそこはしっかり実践しました。
ホテルに忘れ物したり、自宅にテニスノートを忘れたり多少のミスはありましたがこの小さなミスも必ず次にはミスにならない経験にしてほしいです。
2日目は1人8試合〜10試合しました。
おそらく彼等初の経験だと思います。
いくらテニス好きでも飽きてしまう試合数ですが彼等は頼もしくもやり切ったと思います。
試合に入らない選手は練習です。


そして帰りの車中は1時間程の反省会です。
その中では自分のテニスを誰がサポートしてくれているか?人に感謝する気持ち、そして今後の自分のテニスをどう確立して行くかなどを話しました。
毎回、毎回の遠征をこの様に過ごして来ました。
特に今日は最後かと思うと、これまでの選手達との思い出が、重なり重なり思い出しました。
所詮、私の言葉足らずな話の中で、彼等はどれだけ理解し役立つかは疑問ですが、極力彼等の力になるよう、イメージになるよう話をしたつもりです。
彼等の成長に期待します。
2017.11.12(日)
´17MUFG石川県予選
お世話になります。山森です。
17MUFG石川県予選にチームから男子で松本洵、高崎昊大、宮前太一、村上稜真、矢原明弥、女子で町田愛理亜、山森姿月、吉野真央が出場しました。
16歳以下のこの大会では県予選優勝者のみ全国への切符を手にします。
ウエストヒルズJTからは過去に斉藤裕史、国府礼央、浅谷奈那、浮田光貴、小間陸嗣、坂本曜隆、南翔太、辰田由衣、吉野郁哉が優勝し全国に出場しており私的には験のいい大会です。
今回は第2シードの付いた松本洵を筆頭に、皆により高いパフォーマンスでプレーして欲しいと思いました。
今回は自分が観戦出来た試合のみ書いてみます。
矢原明弥 1R
高校1年の早生れまで出場できるこの大会で小学6年の明弥は体格や通常のボールスピードが上回れる相手にどこまでついて行けるかが焦点でした。
相手の厚い当たりのボールに対して食らいついて行ってましたが球際の雑さやチャンスボールに気負いがあり0ー6と惨敗でした。
吉野真央 1R
高校生相手に4ー5とリードを許すものの終盤はプレスメントでき相手のミスを待て7ー5で勝ちました。
2R
同じチームの愛理亜を相手に攻め急ぎすぎミスを連発した様です。
しかしながら現状で愛理亜相手に“繋ぐ・守る”の選択肢は少なくてOKだと思います。
サーブに課題は残りますが真央らしく思い切ったプレーもあった様なので今後はその精度とショットセレクトに重きを置いて練習して欲しいです。
村上稜真 3R
今年に敗戦した事もある選手との対戦でしたが稜真は自分の形まで我慢し攻撃へ繋げれたと思います。6ー3で勝ち。
4R
これまで勝ったことの無い選手で今年も2敗している選手に6ー4と勝ちました。2Rと時より更にフットワークが良く集中していました。序盤はなかなか相手の癖のあるボールにアジャスト出来ませんでしたが中盤以降に慣れて凡ミスが減り一つのラリーが長くなりここでもボールを選べました。
稜真にとって価値の高い勝利でした。
SF
同じチーム同士の松本洵には0ー6でした。途中からしか見れませんでしたが、さすがに洵相手にはまだ稜真の球質は軽くほとんどをオーバーパワーされました。サーブも甘く3Rとは違い長いラリーはほとんど無く時間を共有出来ませんでした。洵にラリーを長引かせない様に意識されたとも思います。
今回4シードの付いた稜真ですが現実的にはこのドローの中では妥当では無く、実際はもう少し下位シードでもおかしくありません。
が、小学6年生でベスト4は立派です。
宮前太一 2R
太一はシードが付きましたが初戦の対戦相手は過去に勝った事の無い2つ上の選手でした。
常に相手のリードで0ー1、1ー2、2ー3、3ー4と進みますが次のチェンジコートで初めて5ー4とリードします。
それまではリードされながらも追う立場で攻めていましたが、マッチゲームを意識したかそこから少し受けに回ってしまい5ー6とすぐに逆転され相手に1度だけマッチポイントもありました。
そこを凌ぐとタイブレークに入り再度攻めの姿勢で勝ちきりました。
試合前には“自分はチャレンジャーなので受け過ぎず攻めて行く”と言ってました。相手もミスも少なくはないですが入るボールは押されてもおかしくない質なので攻めの意識がなければエラーも誘えませんでした。
数字を意識するまでは有言実行できましたが、僅かなリードで頭と体が一致しませんでした。
しかしこれも太一にとって価値のある試合になりました。
3R
3シードの選手に0ー6でした。
さっきの試合より更に攻めてきてなおかつ精度の高い選手に間を与えてもらえませんでした。
太一の打つ能力より、相手のボールを受ける能力を試されたと思います。
まず相手に打たれるボールをバランスや体幹を崩さず最低限のボールを打てるか?自分のボールがパーフェクトに近くとも崩れない相手にミスせず打ち続けられるか?
イメージを数段上げて練習して欲しいです。
高崎昊大 3R
2つ上の選手に6ー1で勝ちました。
一言で最高でした。この世代ではほぼ毎回ベスト4に入る選手を圧倒しました。
今日の昊大のボールは重厚感があり、打つタイミング、プレスメントが理にかなっており、フットワークもコートリカバーが早く、正直これまで見た事の無い昊大でした。
先週の中牟田杯でもダブルスとはいえフォアハンドが炸裂するシーンも多く、柳川高校の練習に参加しストロークに何らか良い影響があったと思います。
長年昊大を観てきて間違いなくこの試合が一番良かったですし今後の昊大に自信と高い可能性を感じる試合でした。
普段同じチーム同士の試合はあまり見ないのですが次の洵との4Rは遠目から注視しました。
結果昊大から2ー6でしたが昊大の調子の良さを消した洵の懐の深さがある試合でした。
アバウトなコースに強いボールを打たず自分の間を保ち深いボール、スライスで低いボール、サーブのコースを散らし肉弾戦を避けた洵は相手が昊大だという事を考えていました。
しかしスコア以上に昊大のプレーは良かったです。
山森姿月 2R
6ー0で勝ちました。
開会式が終わり2回り目にオーダーされた試合ですが前の試合が4ー1で終わりそうなのにアップもせずクラブハウスで喋っていました。
大会の日に試合会場で何をしに来ているのでしょう?
試合は勝ちましたがこれに価値はなく、逆に悪習が付いただけの気がします。
くどくどと注意し今後こんな事がない様に叱りました。
3R
前回に負けた選手に3ー6で負けました。1ー0、1ー1、2ー1、2ー2、3ー2、3ー3までは競っていました。ここまで姿月が取れなかったゲームポイントは2回ありました。スコアは競っていましたがポイントはリードする事が多くもしそこを取れていれば計算上は5ー1でした。
しかし集中力にムラがありゲームポイントになってからのプレーの質が低く逆転されるシーンが印象的でした。
相手リードの4ー3からもブレイクポイントが2つありましたが、そんなポイントも相手の集中力が高いのと姿月の安心感なのか油断なのか、集中力が低く取れませんでした。
試合前の準備をきちっとできない選手が試合中の大事なポイントを取り切る可能性は高い訳がなく、プレーの質も去る事ながら練習や大会会場での精神力が大きな課題になりました。
町田愛理亜 2R
今年の12歳以下の2位の選手に6ー0でした。
愛理亜も前の試合が4ー1までほぼアップをせず私に怒られて試合に入りました。
普段から選手にコートに入る時は必ず汗をかいて入りなさいと伝えています。今日は気温も低く時折雨も降る天気です。
相手は1つ試合をしての2Rでこっちは初戦です。
こんな隙からの敗戦や危ない試合を私は腐る程見ています。
そして選手の試合に対する意識の問題だと思います。
4R
ここも姿月が負け前回の大会で負けた選手に4ー6で負けました。
序盤は愛理亜のミスが少なく、相手が粗く3ー1とリードしました。
そこからポイントが競る事が多く互いにギリギリのショットの応戦でした。
愛理亜が良いボールを打っても相手もミスが少なく攻め急ぎミス、相手はバックのストレートなど決めてになるショットが入りました。
愛理亜はこれまでより少しだけですがサーブもストロークも良くなりました。
先週の練習試合でも僅かながら確実に成長している最中を観た気がしていました。
この試合に限ってはもう少しじっくり行ってボールを選んで欲しかったです。
松本洵
洵は今回第2シードが付きました。
中2なので来年もこの大会に出場できますが1シードも同じ年。相手との今年の対戦成績はほぼ互角。
先に記した様にこの大会は優勝者のみが全国です。結果だけ見ると準優勝から1R負けは平坦なものです。
これまでの洵の資質上、全力プレーは必須で勝つ事は二の次として来ましたが、今回は勝つ事を前提に全力プレーしかありませんでした。
決勝
8ゲーム
今にも振りそうな曇り空、時折木枯しの肌寒い風が吹く薄暗い中で試合が始まりました。
序盤は洵の高い集中力と早い攻めで4ー1とリードしました。 ただこれまで洵が勝った試合に大勝はなく全てが競っています。
このままあっさりいけるとは露にも思えなかったが、少なくともここから平行なスコアを期待しました。
が、やはり甘くはなく相手のプレーが随所に良くなり隙が無くなる。4ー4から4ー5。
次の洵のサービスゲームはかなり重要で取れなければ心折られるきっかけになる事も想定されましたが何とかキープ。
5ー5。
ここで雨が強くなり中断。
洵の性格上、皆と同じクラブハウスに行くと集中力が乱れると判断し中断中も試合から意識が離れない様にインドアコートに2人で移動。すぐに着替え、今一度ミーティングし試合前に話した事の再確認と、この先リードするには、そしてもし仮に自分がリードしても常に攻めの意識を持ち続ける事、相手は過去の対戦でいかに不利な状況でも攻めて来る(自分のテニスをやり切れる選手)なので守りに入ったらやられる事を言って聞かせた。洵も重々理解したと思う。雨は15分程でやみ再開の連絡を親からメールで入ったがギリギリまで身体を温める為にダッシュを繰り返す。
結局役員さんが呼びに来るまで身体を温めコートに入り相手のサーブから試合が再開される。
その時間を相手がどう過ごしたかは知らないが洵は最善の事をしたと思います。
功を奏したのかそのゲームをブレイク。6ー5。チェンジコートでキープ7ー5。
流れ、勢いは洵にある。
再開後ここまでの2ゲーム、洵はリスクを背負いながらも攻めている。
そしてうまく行っている。
7ー5から相手のサーブ。
洵がカウンターからスニークインでネットプレーを決める。
15ー40。
ダブルのマッチポイントと同時に来年4月の全国へのポイント。
ここまでは中断中の想定範囲内だった。そして何より強い相手に洵は勝つ為に負ける事を怖れていなかった。
が、次のポイントを消極的なプレーで落とすと次のマッチポイントも相手の甘いセカンドサーブを置きにいった。
マッチポイントへの意識が強すぎた。
当然置きに行ったボールを相手はストレートに攻めて来る。
必死に走りスライスで返すがボールに力は無い。
デュース。
相手のアドバンテージを凌いでデュース。
3回目のマッチポイントのレシーバー。
しかし取れず。
結局このゲームを取られるとタイブレークも2ー7となり残念ながらの敗戦でした。
自分が観るに技術的には相手が上回っていましたが、差は僅か、メンタルでは洵が上回っていたと思います。
しかしやはり心配していた“攻めの姿勢”がマッチポイントを取ることにより欠乏した事が敗戦の理由と考えます。
この1ポイントの差は大きく、ただ全国への出場が閉ざされただけでなく、洵のテニスの根幹に関わる重要な1ポイントであった様に思えて、やはり愚直に悔しいです。
今大会、自分としては本気で優勝を狙っていたので結果は物凄く残念ですが洵にはこの試合が今後の糧になる様、そしてこの悔しさが平生の練習に生きて、今後積み重ねる高い経験や結果にこの敗戦を振り返る事ができればいいと思います。


これで私のウエストヒルズJTとしての大会引率が終了しました。
ジュニアのコーチをしていると基本的に土日は休みになりません。
大会、遠征、練習試合そして練習。
県内だけで年間30程の大会。(カテゴリー別)強くなればなるほど北信越大会や全国大会。先月のバモスキャンプやJTAの合宿など。
休みになることの方が少なく、しかし自分の好きな事に携わらさせて頂き有難い限りでした。
そしてコーチ仲間も増え、ディスカッションし自分の成長を促されたと思います。
残り僅かな時間を選手と共に頑張ろうと思います。
17MUFG石川県予選にチームから男子で松本洵、高崎昊大、宮前太一、村上稜真、矢原明弥、女子で町田愛理亜、山森姿月、吉野真央が出場しました。
16歳以下のこの大会では県予選優勝者のみ全国への切符を手にします。
ウエストヒルズJTからは過去に斉藤裕史、国府礼央、浅谷奈那、浮田光貴、小間陸嗣、坂本曜隆、南翔太、辰田由衣、吉野郁哉が優勝し全国に出場しており私的には験のいい大会です。
今回は第2シードの付いた松本洵を筆頭に、皆により高いパフォーマンスでプレーして欲しいと思いました。
今回は自分が観戦出来た試合のみ書いてみます。
矢原明弥 1R
高校1年の早生れまで出場できるこの大会で小学6年の明弥は体格や通常のボールスピードが上回れる相手にどこまでついて行けるかが焦点でした。
相手の厚い当たりのボールに対して食らいついて行ってましたが球際の雑さやチャンスボールに気負いがあり0ー6と惨敗でした。
吉野真央 1R
高校生相手に4ー5とリードを許すものの終盤はプレスメントでき相手のミスを待て7ー5で勝ちました。
2R
同じチームの愛理亜を相手に攻め急ぎすぎミスを連発した様です。
しかしながら現状で愛理亜相手に“繋ぐ・守る”の選択肢は少なくてOKだと思います。
サーブに課題は残りますが真央らしく思い切ったプレーもあった様なので今後はその精度とショットセレクトに重きを置いて練習して欲しいです。
村上稜真 3R
今年に敗戦した事もある選手との対戦でしたが稜真は自分の形まで我慢し攻撃へ繋げれたと思います。6ー3で勝ち。
4R
これまで勝ったことの無い選手で今年も2敗している選手に6ー4と勝ちました。2Rと時より更にフットワークが良く集中していました。序盤はなかなか相手の癖のあるボールにアジャスト出来ませんでしたが中盤以降に慣れて凡ミスが減り一つのラリーが長くなりここでもボールを選べました。
稜真にとって価値の高い勝利でした。
SF
同じチーム同士の松本洵には0ー6でした。途中からしか見れませんでしたが、さすがに洵相手にはまだ稜真の球質は軽くほとんどをオーバーパワーされました。サーブも甘く3Rとは違い長いラリーはほとんど無く時間を共有出来ませんでした。洵にラリーを長引かせない様に意識されたとも思います。
今回4シードの付いた稜真ですが現実的にはこのドローの中では妥当では無く、実際はもう少し下位シードでもおかしくありません。
が、小学6年生でベスト4は立派です。
宮前太一 2R
太一はシードが付きましたが初戦の対戦相手は過去に勝った事の無い2つ上の選手でした。
常に相手のリードで0ー1、1ー2、2ー3、3ー4と進みますが次のチェンジコートで初めて5ー4とリードします。
それまではリードされながらも追う立場で攻めていましたが、マッチゲームを意識したかそこから少し受けに回ってしまい5ー6とすぐに逆転され相手に1度だけマッチポイントもありました。
そこを凌ぐとタイブレークに入り再度攻めの姿勢で勝ちきりました。
試合前には“自分はチャレンジャーなので受け過ぎず攻めて行く”と言ってました。相手もミスも少なくはないですが入るボールは押されてもおかしくない質なので攻めの意識がなければエラーも誘えませんでした。
数字を意識するまでは有言実行できましたが、僅かなリードで頭と体が一致しませんでした。
しかしこれも太一にとって価値のある試合になりました。
3R
3シードの選手に0ー6でした。
さっきの試合より更に攻めてきてなおかつ精度の高い選手に間を与えてもらえませんでした。
太一の打つ能力より、相手のボールを受ける能力を試されたと思います。
まず相手に打たれるボールをバランスや体幹を崩さず最低限のボールを打てるか?自分のボールがパーフェクトに近くとも崩れない相手にミスせず打ち続けられるか?
イメージを数段上げて練習して欲しいです。
高崎昊大 3R
2つ上の選手に6ー1で勝ちました。
一言で最高でした。この世代ではほぼ毎回ベスト4に入る選手を圧倒しました。
今日の昊大のボールは重厚感があり、打つタイミング、プレスメントが理にかなっており、フットワークもコートリカバーが早く、正直これまで見た事の無い昊大でした。
先週の中牟田杯でもダブルスとはいえフォアハンドが炸裂するシーンも多く、柳川高校の練習に参加しストロークに何らか良い影響があったと思います。
長年昊大を観てきて間違いなくこの試合が一番良かったですし今後の昊大に自信と高い可能性を感じる試合でした。
普段同じチーム同士の試合はあまり見ないのですが次の洵との4Rは遠目から注視しました。
結果昊大から2ー6でしたが昊大の調子の良さを消した洵の懐の深さがある試合でした。
アバウトなコースに強いボールを打たず自分の間を保ち深いボール、スライスで低いボール、サーブのコースを散らし肉弾戦を避けた洵は相手が昊大だという事を考えていました。
しかしスコア以上に昊大のプレーは良かったです。
山森姿月 2R
6ー0で勝ちました。
開会式が終わり2回り目にオーダーされた試合ですが前の試合が4ー1で終わりそうなのにアップもせずクラブハウスで喋っていました。
大会の日に試合会場で何をしに来ているのでしょう?
試合は勝ちましたがこれに価値はなく、逆に悪習が付いただけの気がします。
くどくどと注意し今後こんな事がない様に叱りました。
3R
前回に負けた選手に3ー6で負けました。1ー0、1ー1、2ー1、2ー2、3ー2、3ー3までは競っていました。ここまで姿月が取れなかったゲームポイントは2回ありました。スコアは競っていましたがポイントはリードする事が多くもしそこを取れていれば計算上は5ー1でした。
しかし集中力にムラがありゲームポイントになってからのプレーの質が低く逆転されるシーンが印象的でした。
相手リードの4ー3からもブレイクポイントが2つありましたが、そんなポイントも相手の集中力が高いのと姿月の安心感なのか油断なのか、集中力が低く取れませんでした。
試合前の準備をきちっとできない選手が試合中の大事なポイントを取り切る可能性は高い訳がなく、プレーの質も去る事ながら練習や大会会場での精神力が大きな課題になりました。
町田愛理亜 2R
今年の12歳以下の2位の選手に6ー0でした。
愛理亜も前の試合が4ー1までほぼアップをせず私に怒られて試合に入りました。
普段から選手にコートに入る時は必ず汗をかいて入りなさいと伝えています。今日は気温も低く時折雨も降る天気です。
相手は1つ試合をしての2Rでこっちは初戦です。
こんな隙からの敗戦や危ない試合を私は腐る程見ています。
そして選手の試合に対する意識の問題だと思います。
4R
ここも姿月が負け前回の大会で負けた選手に4ー6で負けました。
序盤は愛理亜のミスが少なく、相手が粗く3ー1とリードしました。
そこからポイントが競る事が多く互いにギリギリのショットの応戦でした。
愛理亜が良いボールを打っても相手もミスが少なく攻め急ぎミス、相手はバックのストレートなど決めてになるショットが入りました。
愛理亜はこれまでより少しだけですがサーブもストロークも良くなりました。
先週の練習試合でも僅かながら確実に成長している最中を観た気がしていました。
この試合に限ってはもう少しじっくり行ってボールを選んで欲しかったです。
松本洵
洵は今回第2シードが付きました。
中2なので来年もこの大会に出場できますが1シードも同じ年。相手との今年の対戦成績はほぼ互角。
先に記した様にこの大会は優勝者のみが全国です。結果だけ見ると準優勝から1R負けは平坦なものです。
これまでの洵の資質上、全力プレーは必須で勝つ事は二の次として来ましたが、今回は勝つ事を前提に全力プレーしかありませんでした。
決勝
8ゲーム
今にも振りそうな曇り空、時折木枯しの肌寒い風が吹く薄暗い中で試合が始まりました。
序盤は洵の高い集中力と早い攻めで4ー1とリードしました。 ただこれまで洵が勝った試合に大勝はなく全てが競っています。
このままあっさりいけるとは露にも思えなかったが、少なくともここから平行なスコアを期待しました。
が、やはり甘くはなく相手のプレーが随所に良くなり隙が無くなる。4ー4から4ー5。
次の洵のサービスゲームはかなり重要で取れなければ心折られるきっかけになる事も想定されましたが何とかキープ。
5ー5。
ここで雨が強くなり中断。
洵の性格上、皆と同じクラブハウスに行くと集中力が乱れると判断し中断中も試合から意識が離れない様にインドアコートに2人で移動。すぐに着替え、今一度ミーティングし試合前に話した事の再確認と、この先リードするには、そしてもし仮に自分がリードしても常に攻めの意識を持ち続ける事、相手は過去の対戦でいかに不利な状況でも攻めて来る(自分のテニスをやり切れる選手)なので守りに入ったらやられる事を言って聞かせた。洵も重々理解したと思う。雨は15分程でやみ再開の連絡を親からメールで入ったがギリギリまで身体を温める為にダッシュを繰り返す。
結局役員さんが呼びに来るまで身体を温めコートに入り相手のサーブから試合が再開される。
その時間を相手がどう過ごしたかは知らないが洵は最善の事をしたと思います。
功を奏したのかそのゲームをブレイク。6ー5。チェンジコートでキープ7ー5。
流れ、勢いは洵にある。
再開後ここまでの2ゲーム、洵はリスクを背負いながらも攻めている。
そしてうまく行っている。
7ー5から相手のサーブ。
洵がカウンターからスニークインでネットプレーを決める。
15ー40。
ダブルのマッチポイントと同時に来年4月の全国へのポイント。
ここまでは中断中の想定範囲内だった。そして何より強い相手に洵は勝つ為に負ける事を怖れていなかった。
が、次のポイントを消極的なプレーで落とすと次のマッチポイントも相手の甘いセカンドサーブを置きにいった。
マッチポイントへの意識が強すぎた。
当然置きに行ったボールを相手はストレートに攻めて来る。
必死に走りスライスで返すがボールに力は無い。
デュース。
相手のアドバンテージを凌いでデュース。
3回目のマッチポイントのレシーバー。
しかし取れず。
結局このゲームを取られるとタイブレークも2ー7となり残念ながらの敗戦でした。
自分が観るに技術的には相手が上回っていましたが、差は僅か、メンタルでは洵が上回っていたと思います。
しかしやはり心配していた“攻めの姿勢”がマッチポイントを取ることにより欠乏した事が敗戦の理由と考えます。
この1ポイントの差は大きく、ただ全国への出場が閉ざされただけでなく、洵のテニスの根幹に関わる重要な1ポイントであった様に思えて、やはり愚直に悔しいです。
今大会、自分としては本気で優勝を狙っていたので結果は物凄く残念ですが洵にはこの試合が今後の糧になる様、そしてこの悔しさが平生の練習に生きて、今後積み重ねる高い経験や結果にこの敗戦を振り返る事ができればいいと思います。


これで私のウエストヒルズJTとしての大会引率が終了しました。
ジュニアのコーチをしていると基本的に土日は休みになりません。
大会、遠征、練習試合そして練習。
県内だけで年間30程の大会。(カテゴリー別)強くなればなるほど北信越大会や全国大会。先月のバモスキャンプやJTAの合宿など。
休みになることの方が少なく、しかし自分の好きな事に携わらさせて頂き有難い限りでした。
そしてコーチ仲間も増え、ディスカッションし自分の成長を促されたと思います。
残り僅かな時間を選手と共に頑張ろうと思います。
2017.11.03(金)
松本遠征
お世話になります。山森です。
朝5時に出発し安房峠を越えて松本へ。
Mスタイルカップに出場しに来ました。
朝は気温4度と低く日中は20度まで上がる寒暖差が厳しいですがこれも遠征の醍醐味で選手はこんな環境にも慣れなければいけません。
相変わらずの松本は雄大な広い空、澄んだ空気、 色づく紅葉が美しくテンションが上がります。





肝心の大会は15歳以下男子で松本洵が優勝、女子の町田愛理亜が準優勝、山森姿月が3位、下の年代の矢原明弥、保志場美空も頑張っていました。
来週末のMUFGに向けていい準備が出来ていると思います。




明日は矢原明弥、保志場美空が12歳以下にチャレンジします。
携わる人に感謝の気持ちを持ち全力で向かって欲しいです。
朝5時に出発し安房峠を越えて松本へ。
Mスタイルカップに出場しに来ました。
朝は気温4度と低く日中は20度まで上がる寒暖差が厳しいですがこれも遠征の醍醐味で選手はこんな環境にも慣れなければいけません。
相変わらずの松本は雄大な広い空、澄んだ空気、 色づく紅葉が美しくテンションが上がります。





肝心の大会は15歳以下男子で松本洵が優勝、女子の町田愛理亜が準優勝、山森姿月が3位、下の年代の矢原明弥、保志場美空も頑張っていました。
来週末のMUFGに向けていい準備が出来ていると思います。




明日は矢原明弥、保志場美空が12歳以下にチャレンジします。
携わる人に感謝の気持ちを持ち全力で向かって欲しいです。
2017.11.01(水)
17中牟田杯2
中牟田杯初日。
朝8時から20分だけ練習し会場に移動。
松本洵・高崎昊大の1回戦は6ー2、7ー6(5)で勝ちました。
ファーストセットからストローク、ボレーで攻める事ができました。
サーブレシーブも良く安定してゲームを運びました。
セカンドもリードしますが3ー1でリードしますが追い着かれ3ー4でリードを許します。
が、洵が落ち着いてキープし4ー4、そこからはキープキープになりタイブレークでタイブレークに。
タイブレークでも積極的に攻めて勝ち切りました。
嬉しい勝利です。
続く2回戦は中国地方のシード選手に0ー6、1ー6で負けました。
サーブレシーブに差がありネットプレーでも圧倒されました。
互いに頑張ってましたがなかなかゲームを取るに至らず敗戦となりました。
会場でお会いした本村プロのはからいで夕方は名門・柳川高校の練習に参加しました。
今回試合も柳川高校での練習も彼等には大きな経験となったと思います。






明日朝の電車で帰ります。
今回は火曜B、D、E、木曜Bクラスの方にご理解頂きましてありがとうございます。
朝8時から20分だけ練習し会場に移動。
松本洵・高崎昊大の1回戦は6ー2、7ー6(5)で勝ちました。
ファーストセットからストローク、ボレーで攻める事ができました。
サーブレシーブも良く安定してゲームを運びました。
セカンドもリードしますが3ー1でリードしますが追い着かれ3ー4でリードを許します。
が、洵が落ち着いてキープし4ー4、そこからはキープキープになりタイブレークでタイブレークに。
タイブレークでも積極的に攻めて勝ち切りました。
嬉しい勝利です。
続く2回戦は中国地方のシード選手に0ー6、1ー6で負けました。
サーブレシーブに差がありネットプレーでも圧倒されました。
互いに頑張ってましたがなかなかゲームを取るに至らず敗戦となりました。
会場でお会いした本村プロのはからいで夕方は名門・柳川高校の練習に参加しました。
今回試合も柳川高校での練習も彼等には大きな経験となったと思います。






明日朝の電車で帰ります。
今回は火曜B、D、E、木曜Bクラスの方にご理解頂きましてありがとうございます。
2017.10.31(火)
17中牟田杯全国
2017.10.21(土)
17全国選抜石川県大会
お世話になります。山森です。
今日から辰口丘陵公園にて全国選抜石川県大会が始まりました。
ウエストヒルズJTからは12歳以外男子に宮前雄也、阿部結我、米林翔、平野壱真、齋藤貫士、源拓真、川西飛生、平野良真、赤羽根遼真、矢原青空の9人、12歳以外女子で保志場美空、14歳以外男子で宮前太一、高崎昊大、村上稜真の3人、14歳以外女子で町田愛理亜、山森姿月、吉野真央の3人が出場しました。
12歳男子は宮前、源、川西が5〜12シード、12歳女子の保志場は2シード、14歳男子は村上が1シード、高崎が3シード、宮前が5〜8シード、14歳女子は町田が1シード、山森が2シード、吉野が5〜8シード。
彼らの最低限の目標は北信越に進出する事、そしてチームの総意として自分の力を発揮する事がテーマでした。
今回は上位シードに12歳男子以外が多い為、試合は12歳男子を中心に観ました。
特にシードの付かない選手を日頃観る機会が少ないので注視しました。
正直みんな上手になったとは感じました。9月、10月の草トーナメントにて試合慣れ、場慣れも見えたと思います。
練習でやっているようにオーバーパワーやスライス、ドロップなど各所に成長が見えましたが初戦は勝ててもやはりシード選手には勝てませんでした。
5〜8シードの付いた宮前雄也、源はベスト8へ、9〜12シードの川西は上位シード選手を倒しベスト8に入りました。
現在の12歳男子は1〜4シードの実力が5〜8シードより頭二つ抜けており、過去にいい試合はしているが勝つ事は非常に難しい。しかしこれこそチャレンジで思いっきりやって欲しかった。
宮前雄也は1シードの選手に2ー6、川西飛生は3シードの選手に4ー6、源拓真は2シードの選手に1ー6とその牙城は崩せず。
しかし3人共ベターなパフォーマンスであった。
大切なのは順位決定戦。6人まで北信越にいけるので3人とも後1試合勝てば北信越になる。が、この3人プラスもう1人の4人で抽選すればウエヒル同士が確実に1試合になるので1人は確実に行けない。
対戦は宮前ー源、川西ー他所属の選手となった。
結果は源、川西が勝ちこの2人は初の北信越大会出場となった。
宮前雄也は残念だったがこれにめげず・腐らず、後一歩の悔しさを忘れず今後更に頑張らなければ行けない。
真剣さがあれば今後も必ずチャンスは巡って来る。その時まで常に全力でいて欲しい。
12歳女子の保志場美空は危なげなくベスト4に入り、こちらもまた初の北信越大会出場を決める。
しかし、美空の準決勝のパフォーマンスは低くメンタルやモチベーションも上がらない試合をしてしまう。
この一つ前の2回戦、次の試合にオーダーされていたがアップもせず過ごしていた。時折雨も降り気温も低かったので他の試合も気になる中、わざわざ端のコートまでアップを促しに美空のところに行き指示するが15分経っても始めようとしない。
しばらく近くで傍観し身体を動かす気配がないどころか友達のお母さんと笑顔で話している。
私の堪忍袋の緒が切れ美空を呼び怒鳴る。
選手は会場に試合をしに来ている。会場では次の試合に向けての準備をする事、試合では最大限のパフォーマンスを出して試合する事が目的である筈が彼女は促されても全力を尽くす準備をしていない。
正直今回美空は優勝すると思っていた。
今大会の上位選手が全て出場した先週の大会でも彼女は優勝している。
今回2シードとはいえ優勝候補筆頭だった。
決勝に行けず敗戦後に私の前で号泣する彼女にはそんな準備をしなかった事に後悔はあるのだろうか?敗戦だけに涙するならまだまだ未熟。
たった一つの試合の為に全ての意識を高め、すべき事に集中し尽くす事が継続的に出来ない以上は勝ってもまぐれで長続きはしない。
美空にとって今回の敗戦が物凄く苦くて今後にとって価値のある敗戦であったと切に思う。
14歳男子の1シード村上稜真、3シード高崎昊大、5シードの宮前太一は危なげなくベスト4に。準決勝は稜真ー太一、昊大ー2シードの選手となった。
稜真と太一の準決勝は互いに引かず、大きな雄叫びで自分を鼓舞しミックスアップしていた。
試合は太一が7ー6(4)で競り勝つ。
太一は前回のRSKの県予選ではチームの中で一番調子が良かったが大会を通じて平凡なパフォーマンスだった。北信越大会でも同じく平凡以下のパフォーマンスだった。
今大会は本人の中でテーマが決まっていたと思われる。練習のパフォーマンスを出す事に従事する事、勝つ為に勝ちを意識しない事であったと思われる。
稜真の深いボールもベースラインから打ち込む。サーブもファーストの確率が高い。稜真も稜真らしく最後まで諦めず食らいつく。負けはした、課題も多く残ったが彼らしく克服して行く姿が容易に想像される。
昊大は2シードの選手に1ー6とスコア上は圧倒されたがいいボールは打てていた。が、やはり継続性が無く敗戦となる。昨年に比べればショットに力強さは数段増しているが強敵を崩すに至らず。
太一はその2シードに決勝で善戦するが4ー6と敗戦。太一は今大会で何かを掴んだと思う。ゾーン的な体験もしたと思う。常にとはいかないだろうが、より確率高くこのレベルのテニスが出来れば色んなチャンスが増える事は必至。常に努力し続けて欲しい。
14歳女子は1シード町田愛理亜、2シード山森姿月、5シード吉野真央となるが姿月と真央は準々決勝であたるドローとなる。
愛理亜は危なげなくベスト4に入るが準決勝で6シードの選手に4ー6と敗退。序盤から相手にオーバーパワーされ雨降り後のスリッピーなコートで振り遅れる。相手のサーブも良くリターンで崩される。1ー4から4ー4と追いつくがワンパターンなプレスメントとバックハンドのミスが目立ち敗退となる。
姿月と真央の準々決勝は6ー4で姿月の勝ち。互いにいいボールを打っていたがサーブレシーブとラリーの安定感に若干の差があり姿月が競り勝つ。
真央はこの後の順位決定戦が重要になる。
まず初戦、3シードの選手に6ー4で勝ち。先程の試合より安定感が増し攻めるボールを選べたと思う。
14歳女子は5位までなので真央はもう一つ勝たなくては北信越大会に進めない。
5位決定戦は7シードの選手に6ー3と勝ち、価値ある勝利を収める。相手のショットも素晴らしいが粗いミスも多い。若干の安定感とバックの打ち合いで負けず、最後はバックボレーが信じられないところに入り14歳初年度で嬉しい北信越大会を決める。
姿月の準決勝は4シードの選手に7ー5で3ー5からの逆転勝ち。4ー5では相手にマッチポイントが一本あるが練習ではほとんど決まらないボレーで凌ぐと6ー5からストレートにエースで決勝進出を決める。
決勝は愛理亜に勝った選手に3ー6で敗戦。姿月なりに頑張ってはいたが自力の差がでました。
今日は時折雨が降り途中1時間弱の待機を挟んだので最後の試合が終わったのが夜8時半前。
8時から受付だったのでおおよそ12時間半、多分早い選手は6時頃から朝練で備えたと思います。
私にも長い一日でした。
そしてこの時間まで試合ができるのも大会運営者、スタッフの方々のお陰であります。選手達にも重々感謝して欲しいと思います。



左から2番目、準優勝山森姿月、右端、3位町田愛理亜

左から3位の村上稜真、高崎昊大、準優勝の宮前太一
以上、今回は12歳男子から源拓真(初)、川西飛生(初)、12歳女子から保志場美空(初)、14歳男子から宮前太一、高崎昊大、村上稜真、14歳女子から山森姿月、町田愛理亜、吉野真央の計9名が3月に富山で行われる北信越大会に出場となりました。
この大会で9名は過去最多となりました。
その日まで既に戦いは始まっているつもりで日々過ごしていきます。
今日から辰口丘陵公園にて全国選抜石川県大会が始まりました。
ウエストヒルズJTからは12歳以外男子に宮前雄也、阿部結我、米林翔、平野壱真、齋藤貫士、源拓真、川西飛生、平野良真、赤羽根遼真、矢原青空の9人、12歳以外女子で保志場美空、14歳以外男子で宮前太一、高崎昊大、村上稜真の3人、14歳以外女子で町田愛理亜、山森姿月、吉野真央の3人が出場しました。
12歳男子は宮前、源、川西が5〜12シード、12歳女子の保志場は2シード、14歳男子は村上が1シード、高崎が3シード、宮前が5〜8シード、14歳女子は町田が1シード、山森が2シード、吉野が5〜8シード。
彼らの最低限の目標は北信越に進出する事、そしてチームの総意として自分の力を発揮する事がテーマでした。
今回は上位シードに12歳男子以外が多い為、試合は12歳男子を中心に観ました。
特にシードの付かない選手を日頃観る機会が少ないので注視しました。
正直みんな上手になったとは感じました。9月、10月の草トーナメントにて試合慣れ、場慣れも見えたと思います。
練習でやっているようにオーバーパワーやスライス、ドロップなど各所に成長が見えましたが初戦は勝ててもやはりシード選手には勝てませんでした。
5〜8シードの付いた宮前雄也、源はベスト8へ、9〜12シードの川西は上位シード選手を倒しベスト8に入りました。
現在の12歳男子は1〜4シードの実力が5〜8シードより頭二つ抜けており、過去にいい試合はしているが勝つ事は非常に難しい。しかしこれこそチャレンジで思いっきりやって欲しかった。
宮前雄也は1シードの選手に2ー6、川西飛生は3シードの選手に4ー6、源拓真は2シードの選手に1ー6とその牙城は崩せず。
しかし3人共ベターなパフォーマンスであった。
大切なのは順位決定戦。6人まで北信越にいけるので3人とも後1試合勝てば北信越になる。が、この3人プラスもう1人の4人で抽選すればウエヒル同士が確実に1試合になるので1人は確実に行けない。
対戦は宮前ー源、川西ー他所属の選手となった。
結果は源、川西が勝ちこの2人は初の北信越大会出場となった。
宮前雄也は残念だったがこれにめげず・腐らず、後一歩の悔しさを忘れず今後更に頑張らなければ行けない。
真剣さがあれば今後も必ずチャンスは巡って来る。その時まで常に全力でいて欲しい。
12歳女子の保志場美空は危なげなくベスト4に入り、こちらもまた初の北信越大会出場を決める。
しかし、美空の準決勝のパフォーマンスは低くメンタルやモチベーションも上がらない試合をしてしまう。
この一つ前の2回戦、次の試合にオーダーされていたがアップもせず過ごしていた。時折雨も降り気温も低かったので他の試合も気になる中、わざわざ端のコートまでアップを促しに美空のところに行き指示するが15分経っても始めようとしない。
しばらく近くで傍観し身体を動かす気配がないどころか友達のお母さんと笑顔で話している。
私の堪忍袋の緒が切れ美空を呼び怒鳴る。
選手は会場に試合をしに来ている。会場では次の試合に向けての準備をする事、試合では最大限のパフォーマンスを出して試合する事が目的である筈が彼女は促されても全力を尽くす準備をしていない。
正直今回美空は優勝すると思っていた。
今大会の上位選手が全て出場した先週の大会でも彼女は優勝している。
今回2シードとはいえ優勝候補筆頭だった。
決勝に行けず敗戦後に私の前で号泣する彼女にはそんな準備をしなかった事に後悔はあるのだろうか?敗戦だけに涙するならまだまだ未熟。
たった一つの試合の為に全ての意識を高め、すべき事に集中し尽くす事が継続的に出来ない以上は勝ってもまぐれで長続きはしない。
美空にとって今回の敗戦が物凄く苦くて今後にとって価値のある敗戦であったと切に思う。
14歳男子の1シード村上稜真、3シード高崎昊大、5シードの宮前太一は危なげなくベスト4に。準決勝は稜真ー太一、昊大ー2シードの選手となった。
稜真と太一の準決勝は互いに引かず、大きな雄叫びで自分を鼓舞しミックスアップしていた。
試合は太一が7ー6(4)で競り勝つ。
太一は前回のRSKの県予選ではチームの中で一番調子が良かったが大会を通じて平凡なパフォーマンスだった。北信越大会でも同じく平凡以下のパフォーマンスだった。
今大会は本人の中でテーマが決まっていたと思われる。練習のパフォーマンスを出す事に従事する事、勝つ為に勝ちを意識しない事であったと思われる。
稜真の深いボールもベースラインから打ち込む。サーブもファーストの確率が高い。稜真も稜真らしく最後まで諦めず食らいつく。負けはした、課題も多く残ったが彼らしく克服して行く姿が容易に想像される。
昊大は2シードの選手に1ー6とスコア上は圧倒されたがいいボールは打てていた。が、やはり継続性が無く敗戦となる。昨年に比べればショットに力強さは数段増しているが強敵を崩すに至らず。
太一はその2シードに決勝で善戦するが4ー6と敗戦。太一は今大会で何かを掴んだと思う。ゾーン的な体験もしたと思う。常にとはいかないだろうが、より確率高くこのレベルのテニスが出来れば色んなチャンスが増える事は必至。常に努力し続けて欲しい。
14歳女子は1シード町田愛理亜、2シード山森姿月、5シード吉野真央となるが姿月と真央は準々決勝であたるドローとなる。
愛理亜は危なげなくベスト4に入るが準決勝で6シードの選手に4ー6と敗退。序盤から相手にオーバーパワーされ雨降り後のスリッピーなコートで振り遅れる。相手のサーブも良くリターンで崩される。1ー4から4ー4と追いつくがワンパターンなプレスメントとバックハンドのミスが目立ち敗退となる。
姿月と真央の準々決勝は6ー4で姿月の勝ち。互いにいいボールを打っていたがサーブレシーブとラリーの安定感に若干の差があり姿月が競り勝つ。
真央はこの後の順位決定戦が重要になる。
まず初戦、3シードの選手に6ー4で勝ち。先程の試合より安定感が増し攻めるボールを選べたと思う。
14歳女子は5位までなので真央はもう一つ勝たなくては北信越大会に進めない。
5位決定戦は7シードの選手に6ー3と勝ち、価値ある勝利を収める。相手のショットも素晴らしいが粗いミスも多い。若干の安定感とバックの打ち合いで負けず、最後はバックボレーが信じられないところに入り14歳初年度で嬉しい北信越大会を決める。
姿月の準決勝は4シードの選手に7ー5で3ー5からの逆転勝ち。4ー5では相手にマッチポイントが一本あるが練習ではほとんど決まらないボレーで凌ぐと6ー5からストレートにエースで決勝進出を決める。
決勝は愛理亜に勝った選手に3ー6で敗戦。姿月なりに頑張ってはいたが自力の差がでました。
今日は時折雨が降り途中1時間弱の待機を挟んだので最後の試合が終わったのが夜8時半前。
8時から受付だったのでおおよそ12時間半、多分早い選手は6時頃から朝練で備えたと思います。
私にも長い一日でした。
そしてこの時間まで試合ができるのも大会運営者、スタッフの方々のお陰であります。選手達にも重々感謝して欲しいと思います。



左から2番目、準優勝山森姿月、右端、3位町田愛理亜

左から3位の村上稜真、高崎昊大、準優勝の宮前太一
以上、今回は12歳男子から源拓真(初)、川西飛生(初)、12歳女子から保志場美空(初)、14歳男子から宮前太一、高崎昊大、村上稜真、14歳女子から山森姿月、町田愛理亜、吉野真央の計9名が3月に富山で行われる北信越大会に出場となりました。
この大会で9名は過去最多となりました。
その日まで既に戦いは始まっているつもりで日々過ごしていきます。
2017.10.08(日)
17ヨネックスバモスキャンプ
お世話になります。山森です。
10月6日から8日まで新潟県妙高市にて行われた北信越地区ヨネックスバモスキャンプにスタッフ及び選手の引率として参加して来ました。
ウエストヒルズからは松本洵、高崎昊大、山森姿月、村上稜真が選ばれました。
私はコーチングスタッフとして3年連続してこのキャンプに参加させて頂きましたが、毎年ヨネックス所属のプロコーチとのセッションにて多くの勉強をさせて頂いています。
テニスに於ける身体の使い方、モアパワー、モアスピードの為の下半身からの伝達、戦術などオンコートで、夜はセミナーにて選手も多くを学んだと思います。









北信越の多くのライバル達と練習できた事、質の高いテニスを目指し今後も切磋琢磨します。
このキャンプの為に金Aクラスの方々にはコーチ変更を了解して頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
10月6日から8日まで新潟県妙高市にて行われた北信越地区ヨネックスバモスキャンプにスタッフ及び選手の引率として参加して来ました。
ウエストヒルズからは松本洵、高崎昊大、山森姿月、村上稜真が選ばれました。
私はコーチングスタッフとして3年連続してこのキャンプに参加させて頂きましたが、毎年ヨネックス所属のプロコーチとのセッションにて多くの勉強をさせて頂いています。
テニスに於ける身体の使い方、モアパワー、モアスピードの為の下半身からの伝達、戦術などオンコートで、夜はセミナーにて選手も多くを学んだと思います。









北信越の多くのライバル達と練習できた事、質の高いテニスを目指し今後も切磋琢磨します。
このキャンプの為に金Aクラスの方々にはコーチ変更を了解して頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
2017.09.10(日)
17中牟田杯北信越大会
お世話になります。山森です。
9月8日から始まりました中牟田杯北信越大会の結果報告です。
ウエストヒルズからは松本洵、町田愛理亜がシングルスとダブルスに、高崎昊大と山森姿月がダブルスのみの出場です。
シングルス
松本洵
1R
6ー1、6ー3
2R
6ー1、6ー1
QF
2ー6、3ー6
5〜8位決定戦
4ー6、1ー6
1R、2Rはしっかり力が発揮できましたがQFは気持ちが前に出ていませんでした。順位決定戦もファーストは相手の強打に踏ん張って良かったですがセカンドは気落ちしました。
町田愛理亜
1R
2ー6、3ー6
練習と同じミスが目立ちました。
相手にエースを取られる事は皆無。なので試合の中味は愛理亜自身の問題です。これまで私が観た愛理亜の試合の中で最もと言っていい程良くなかったです。
ダブルス、松本洵、高崎昊大
1R
6ー3、3ー6、13ー11
2R
6ー1、6ー1
QF
2ー6、2ー6
5〜8位決定戦
4ー6、6ー2、8ー10
ダブルスは2人共良いショットを打っていました。なかなかアジャストしない部分もありましたがおおよその事はできました。しかし、声を出し、声を掛け合い、元気づけ、勇気づけなど互いを高め合う声はほとんど出来ず、互いが単発で良いショットを打ってポイントを取った取られたの試合ばかりでした。
町田愛理亜
1R
6ー4、6ー2
2R
2ー6、6ー2、6ー10
ダブルスは愛理亜らしく伸びのあるボールを打てていました。ボレーのフォローも良く現状出来る事は精一杯やってました。しかしレシーブミスの多さとポーチの回数が少ない事。そしてスコアが不利な時に向かって行く気持ちが少ない事が課題です。
山森姿月
1R
4ー6、3ー6
私の中では32ドロー中最下位のゲバ表。なだけに思い切ってプレーする事を期待した。が、相手も粗くミスが多い。
序盤はリードする場面もあるがラリーの継続性、一発の力に差があり敗退。





今回も2日間、津幡の斎藤コーチのはからいで石川高専のコートを朝6時からお借りできました。
感謝です。

9月8日から始まりました中牟田杯北信越大会の結果報告です。
ウエストヒルズからは松本洵、町田愛理亜がシングルスとダブルスに、高崎昊大と山森姿月がダブルスのみの出場です。
シングルス
松本洵
1R
6ー1、6ー3
2R
6ー1、6ー1
QF
2ー6、3ー6
5〜8位決定戦
4ー6、1ー6
1R、2Rはしっかり力が発揮できましたがQFは気持ちが前に出ていませんでした。順位決定戦もファーストは相手の強打に踏ん張って良かったですがセカンドは気落ちしました。
町田愛理亜
1R
2ー6、3ー6
練習と同じミスが目立ちました。
相手にエースを取られる事は皆無。なので試合の中味は愛理亜自身の問題です。これまで私が観た愛理亜の試合の中で最もと言っていい程良くなかったです。
ダブルス、松本洵、高崎昊大
1R
6ー3、3ー6、13ー11
2R
6ー1、6ー1
QF
2ー6、2ー6
5〜8位決定戦
4ー6、6ー2、8ー10
ダブルスは2人共良いショットを打っていました。なかなかアジャストしない部分もありましたがおおよその事はできました。しかし、声を出し、声を掛け合い、元気づけ、勇気づけなど互いを高め合う声はほとんど出来ず、互いが単発で良いショットを打ってポイントを取った取られたの試合ばかりでした。
町田愛理亜
1R
6ー4、6ー2
2R
2ー6、6ー2、6ー10
ダブルスは愛理亜らしく伸びのあるボールを打てていました。ボレーのフォローも良く現状出来る事は精一杯やってました。しかしレシーブミスの多さとポーチの回数が少ない事。そしてスコアが不利な時に向かって行く気持ちが少ない事が課題です。
山森姿月
1R
4ー6、3ー6
私の中では32ドロー中最下位のゲバ表。なだけに思い切ってプレーする事を期待した。が、相手も粗くミスが多い。
序盤はリードする場面もあるがラリーの継続性、一発の力に差があり敗退。





今回も2日間、津幡の斎藤コーチのはからいで石川高専のコートを朝6時からお借りできました。
感謝です。

2017.08.28(月)
17RSK北信越大会5
RSK北信越大会最終日。
私は早起きが苦になって来た3日目です。
今日も朝7時から1時間半の練習をし試合に臨みました。




遠征4日目にしてもいつも通りの動きでした。
試合は町田愛理亜、山森姿月の準決勝と村上稜真の順位決定戦です。
愛理亜、姿月は勝てば全国大会の掛かった大一番ですが、互いにこれまで一度も勝ったことのない、しかも大差の敗北の相手でした。
少なくともこのカテゴリーでは絶対的に強い1シードと2シードに対して、無力感を感じた状態でコートには入って欲しくなかったので試合前に“セリングマン博士の犬の実験”の話をしました。(気になる方は是非検索してみて下さい。)
今日の相手に関しては“できないを学習している可能性”があったからです。
今から7年前、同じこのRSK北信越にてウエヒルから坂本曜隆(てるたか)という選手が出場していました。テルは首尾よく決勝まで進みました。
決勝の相手は当時絶対王者の富山の選手。
彼は前年に全国小学生大会で優勝し、この大会の直後にあの錦織選手と同じように盛田ファンドでアメリカ・フロリダのIMGに2年間の留学が決定する程の選手でした。
ほとんどの北信越大会でテルはその選手に苦渋を味合わされました。
決勝に入るテルに、彼に勝てるかと聞くと“無理です”と。これは既に無力感を学習しており、いわゆる“同じ土俵”に立てていません。
私はすぐさま同じ話をしました。
そしてテルの目の奥に活力が見えました。
その決勝の結果は6ー4、1ー6、1ー6。
残念ながら負けましたが初めてセットを取り、セカンドセット以降、劣勢なスコアにもめげず、挫けず、諦めないテルの姿を目を細めて観ていました。
“勝つこと”は大事な事、しかしその前に自分のベストを求め、己に勝つ心の大切さを彼から学びました。
同じ様なシュチュエーションを感じながら今日の彼女達に同じ話をし送り出しました。
指導者が試合前に伝える事はその試合に活力になり、試合後に話す事は今後のモチベーションになります。
勿論、的を得ていればの話です。
指導者の善し悪しに直結する事です。
ちなみにこの年全国に行ったのはこのテルと現在ウエヒルでコーチをしている山崎大貴です。
さて、試合は。
山森姿月の準決勝は富山県の2シードの選手に1ー6、1ー6で負けました。
常にオーバーパワーされ、コースも読めず、サーブレシーブの差も歴然。昨日の2試合、姿月はファースト1ー6と0ー6から逆転してますから、それを警戒してか大差のついたセカンドも声を出し引き締められ隙も全くありませんでした。
取ったポイントは相手のエラーのみ。姿月のエースは振り遅れの1本のみだったと思います。
完敗です。自分のパフォーマンスが出せるか?の次元では無く出させてもらえない時空の違いがありました。
町田愛理亜の準決勝は石川県の1シードに1ー6、6ー4、3ー6で負けました。
序盤から相手のプレーがキレキレでした。愛理亜も正直何もできずさせてもらえない状態でした。
セカンドに入り、相手のボールにアジャストし始め3回のラリーが5回になると相手もエラーが増えて来ました。
エラーが増えると僅かにボールを置きだす。置きだすと愛理亜に打てるボールも増える。いわゆる相手のボールに少しの隙が生まれそこを突く。
セカンド5ー4でセットポイント2本。相手の緩いセカンドサーブを攻める事が出来ずデュース。そしてまたアドバンテージのセットポイントから、今度はセカンドサーブをストレートに叩く。しかし僅かにサイドアウト。デュース。
相手の凡ミスから4回目のセットポイント。ここもセカンドサーブになり、是が非でも叩いてくれと思ったらダブルフォルトでセカンドを取る。
ファイナルセットも常にリードで3ー3まで。
しかしここから愛理亜に凡ミスが増えると形成が逆転。
今度は愛理亜の置いたボールをしっかりと相手に攻められました。
流石巧者。その隙を見逃してはくれませんでした。
2人共、負けはしましたが決して諦めた試合はしませんでした。投げる、捨てるはありませんでした。特に愛理亜は最後まで勝つ為の意識、自分を信じていたと思います。
愛理亜は試合後しばらく涙が止まりませんでした。
姿月と愛理亜はこれで同門の3位決定戦となりました。
村上稜真の順位決定戦は石川県の選手に1ー8で負けました。
愛理亜と姿月のコートとは離れていたので3ゲーム程しか見られませんでしたが相手選手の多彩なネットプレーやドロップショットなどで散らされました。
稜真自身は良いボールを打っても彼にダメージは少なくなかなかボールが浅くする事ができませんでした。
愛理亜と姿月の3位決定戦は愛理亜が8ー4で勝ちました。
残念ながら今回は2位まてが全国の切符なので消化試合の様相がありますが2人にはガチで決勝よりいい試合にして欲しかったです。
可もなく不可もなくな試合でした。
やはり少し緊張感が切れたか凡ミスも多かったしサーブレシーブのミスが少なくは無かったです。


村上稜真の7・8位決定戦は福井県の選手に8ー2で勝ちました。
さっきの試合よりは声も出て躍動的でした。攻め方も良かったですし深いボールに対してのライジングが引いて打ってない事が良かったです。
特にサーブに課題が残りますが稜真はこの大会、全て年上の選手に余り力負けする事無く対等にできるシーンが多かったです。
しかし男子の優勝は同学年の選手です。
彼の背中を常に見つつ駆け上がって欲しく思います。




愛理亜はこの大会は今年で卒業ですが、稜真、姿月は来年も出場できます。
来年は今年以上の成績が残る様、また1年頑張るのみです。





今回も金曜日Aクラスの皆様にはコーチ変更させて頂き、そしてご理解頂きありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
私は早起きが苦になって来た3日目です。
今日も朝7時から1時間半の練習をし試合に臨みました。




遠征4日目にしてもいつも通りの動きでした。
試合は町田愛理亜、山森姿月の準決勝と村上稜真の順位決定戦です。
愛理亜、姿月は勝てば全国大会の掛かった大一番ですが、互いにこれまで一度も勝ったことのない、しかも大差の敗北の相手でした。
少なくともこのカテゴリーでは絶対的に強い1シードと2シードに対して、無力感を感じた状態でコートには入って欲しくなかったので試合前に“セリングマン博士の犬の実験”の話をしました。(気になる方は是非検索してみて下さい。)
今日の相手に関しては“できないを学習している可能性”があったからです。
今から7年前、同じこのRSK北信越にてウエヒルから坂本曜隆(てるたか)という選手が出場していました。テルは首尾よく決勝まで進みました。
決勝の相手は当時絶対王者の富山の選手。
彼は前年に全国小学生大会で優勝し、この大会の直後にあの錦織選手と同じように盛田ファンドでアメリカ・フロリダのIMGに2年間の留学が決定する程の選手でした。
ほとんどの北信越大会でテルはその選手に苦渋を味合わされました。
決勝に入るテルに、彼に勝てるかと聞くと“無理です”と。これは既に無力感を学習しており、いわゆる“同じ土俵”に立てていません。
私はすぐさま同じ話をしました。
そしてテルの目の奥に活力が見えました。
その決勝の結果は6ー4、1ー6、1ー6。
残念ながら負けましたが初めてセットを取り、セカンドセット以降、劣勢なスコアにもめげず、挫けず、諦めないテルの姿を目を細めて観ていました。
“勝つこと”は大事な事、しかしその前に自分のベストを求め、己に勝つ心の大切さを彼から学びました。
同じ様なシュチュエーションを感じながら今日の彼女達に同じ話をし送り出しました。
指導者が試合前に伝える事はその試合に活力になり、試合後に話す事は今後のモチベーションになります。
勿論、的を得ていればの話です。
指導者の善し悪しに直結する事です。
ちなみにこの年全国に行ったのはこのテルと現在ウエヒルでコーチをしている山崎大貴です。
さて、試合は。
山森姿月の準決勝は富山県の2シードの選手に1ー6、1ー6で負けました。
常にオーバーパワーされ、コースも読めず、サーブレシーブの差も歴然。昨日の2試合、姿月はファースト1ー6と0ー6から逆転してますから、それを警戒してか大差のついたセカンドも声を出し引き締められ隙も全くありませんでした。
取ったポイントは相手のエラーのみ。姿月のエースは振り遅れの1本のみだったと思います。
完敗です。自分のパフォーマンスが出せるか?の次元では無く出させてもらえない時空の違いがありました。
町田愛理亜の準決勝は石川県の1シードに1ー6、6ー4、3ー6で負けました。
序盤から相手のプレーがキレキレでした。愛理亜も正直何もできずさせてもらえない状態でした。
セカンドに入り、相手のボールにアジャストし始め3回のラリーが5回になると相手もエラーが増えて来ました。
エラーが増えると僅かにボールを置きだす。置きだすと愛理亜に打てるボールも増える。いわゆる相手のボールに少しの隙が生まれそこを突く。
セカンド5ー4でセットポイント2本。相手の緩いセカンドサーブを攻める事が出来ずデュース。そしてまたアドバンテージのセットポイントから、今度はセカンドサーブをストレートに叩く。しかし僅かにサイドアウト。デュース。
相手の凡ミスから4回目のセットポイント。ここもセカンドサーブになり、是が非でも叩いてくれと思ったらダブルフォルトでセカンドを取る。
ファイナルセットも常にリードで3ー3まで。
しかしここから愛理亜に凡ミスが増えると形成が逆転。
今度は愛理亜の置いたボールをしっかりと相手に攻められました。
流石巧者。その隙を見逃してはくれませんでした。
2人共、負けはしましたが決して諦めた試合はしませんでした。投げる、捨てるはありませんでした。特に愛理亜は最後まで勝つ為の意識、自分を信じていたと思います。
愛理亜は試合後しばらく涙が止まりませんでした。
姿月と愛理亜はこれで同門の3位決定戦となりました。

村上稜真の順位決定戦は石川県の選手に1ー8で負けました。
愛理亜と姿月のコートとは離れていたので3ゲーム程しか見られませんでしたが相手選手の多彩なネットプレーやドロップショットなどで散らされました。
稜真自身は良いボールを打っても彼にダメージは少なくなかなかボールが浅くする事ができませんでした。
愛理亜と姿月の3位決定戦は愛理亜が8ー4で勝ちました。
残念ながら今回は2位まてが全国の切符なので消化試合の様相がありますが2人にはガチで決勝よりいい試合にして欲しかったです。
可もなく不可もなくな試合でした。
やはり少し緊張感が切れたか凡ミスも多かったしサーブレシーブのミスが少なくは無かったです。



村上稜真の7・8位決定戦は福井県の選手に8ー2で勝ちました。
さっきの試合よりは声も出て躍動的でした。攻め方も良かったですし深いボールに対してのライジングが引いて打ってない事が良かったです。
特にサーブに課題が残りますが稜真はこの大会、全て年上の選手に余り力負けする事無く対等にできるシーンが多かったです。
しかし男子の優勝は同学年の選手です。
彼の背中を常に見つつ駆け上がって欲しく思います。




愛理亜はこの大会は今年で卒業ですが、稜真、姿月は来年も出場できます。
来年は今年以上の成績が残る様、また1年頑張るのみです。





今回も金曜日Aクラスの皆様にはコーチ変更させて頂き、そしてご理解頂きありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
2017.08.28(月)
17北信越RSK4
| 1/22PAGES | >>